あいあむごーすと。の話。
私が私であることが怖い。
他人の目が怖い。
評価されないことが怖い。
承認してもらえないことが怖い。
他人から捨てられるのが怖い。
他人から裏切られるのが怖い。
他人から嫌われるのが怖い。
だから他人に近付かれるのが怖い。
誰にも置いて行かれたくないのに誰にも傍にいて欲しくない。
他人から愛される私である為に、他人から目を向けてもらえる私である為に、私はどういう私でいればいい?
今ここにいる私は一体何者なんだろう。
本当の私はきっと当の昔に死んでいて、心の死骸は他人に、環境に、承認欲求に、ズタズタに引き裂かれて何も残らなかった。
今いる私は空っぽの幽霊。